2025年11月24日のCOMITIA154(於・東京ビッグサイト)に、【す47b】『鉄幻コークス』にてサークル参加します。
■サークル活動開始(2010年2月)以来15周年の記念イヤーも気づけば終盤。なんとか年内に記念の新刊のひとつでも都合しなければ格好がつかない……ということでそれなりに早期から(当社比)準備していましたが、時間があるうちは原稿がはかどらないという持病を今回もみごとに発症し、結果的には準備期間いっぱいを制作に費やすこととなりました。まあ、ともあれ新刊ができたという点ではがんばったな自分、とホッと息をついているところです。
■出展内容は下記の如きであります。
●個人誌『口笛未遂』Vol.9『大午餐』
■ひとり雑誌『口笛未遂』シリーズ第9巻となる新刊です。今回も総量としてはまんが主体の内容。
▲食と旅の実体験をベースとした『鰐を喰う』『伊豆の黒豹』では前巻に引き続き社会人コンビ「アヤガワとカザシガオカ」および旧友フミさんが活躍。主に会話劇で、グルメまんが・旅行まんがの要素も若干ずつありますが、それらに求められるような「有益な情報」は絶無であることをお断りしておきます。
▲架空の高校が舞台の『金魚が街にやってくる』『萩取先輩言行録』では表紙の人を含む高校生たちが出演。セーラー服の一団は過去作でも出ていましたが、今回ペーパー用にキャラ設定を固め直したので、同一の学校の生徒として周囲を掘り下げることも可能になりました。
『金魚〜』はもともと結末まで描ききるつもりでしたが、他でページ数が嵩んだこともあり、まずは第1話として途中まで収録。続きは次巻でお届けする予定なので、できれば今回から読んでおいてもらえるとスムーズに受容いただけるでしょう。そこまで骨太なストーリーがあるかといわれるとそうでもないんですけど。
▲フォトイラストコーナー『POINTILLISM EAST COAST I-Z 2025』は今年晩夏に訪れた東伊豆がテーマ。夏の海の色を活かしたくて、本シリーズ初のカラーグラフも入れました。
▲その他、準備号『オードブル』収録作も一部ブラッシュアップおよび内容追加のうえ再録してあります。引き換えに、準備号の頒布は物理通販・PDFとも終了しましたのでご了承ください。
●その他
●既刊
COMITIA138・143・150で頒布した『SMOKING AREA(増補版)』『×-NAGI EX』『水性むしかご』は残部がありますので持ち込みます(『水性むしかご』は残部8冊のみです)。
COMITIA150既刊『うなでん』はデザイン的に『大午餐』と対になるのでできれば並べたかったのですが、初版の在庫が完売し、そのままの価格で頒布できるだけの数を刷り直すと絶対に余る自信があるため、今回は見送りとしました。
●『TEZMO SYNDROME』単行本2巻
8月に刊行した鉄道模型のまんが単行本(ネコ・パブリッシング刊)を20部会場頒布します。本告知時点では版元直販が利用できない状態のため、同限定ノベルティを入手されたい方はこの機会にご検討下さい。
●その他無料配布物
新刊『大午餐』の解題およびキャラクター一覧を掲載した新作チラシを配布するほか、COMITIA151で制作した無料の厚紙(ちょっといいフリーペーパー)、COMITIA152で頒布した準備号『オードブル』、同付録ポストカードも余りがありますので持込予定です。新作チラシは十分な数を用意しますが、他はなくなり次第終了です。
(2025.11.20)